強圧対応のデメリット

結論、根本的な解決にはならないからです。

それはなぜかといいますと、体に新たな痛みを追加することで元の痛みを一時的に減らしたり、感じなくさせているだけだからです。

　例えば、お体のAという箇所に痛みがあるとします。そこにAよりも大きな痛みBを付け加えることでBのほうに痛みの意識が行き、元からあったAという痛みを感じなくなります。つまり強く押すことで、一時的にAという体の痛みを感じていないだけなのです。この強圧を繰り返していくと体の中では何が起きているか。感覚の反応が鈍くなり体の危険信号を感じにくくなります。そうすると無意識のうちに体に力が入ってしまいます。そして血流の流れが悪くなり疲れを感じるようになり、また強圧が欲しくなります。強圧をすることによって体の損傷にも繋がります。しかし、強圧を受けることで少しだけメリットもありますのでそちらはまた別の記事で紹介したいと思います。

　ということでENERGYでは、強圧での施術はご遠慮させていただいております。お客様の中には、強圧の施術をご希望の方もいらっしゃると思いますが、ご満足いただけないとお客様のためにもなりませんので、事前にお伝えします。しかし、逆に弱すぎる施術ではなくしっかり力加減を調整しながら気持ちのよい押圧を提供しております。